成果につながるスキルセットとは?

Javaエンジニアに求められるスキルセットについて掘り下げていく前に、IT業界でよく使われている「スキルセット」という言葉にどのような意味が含まれるのかをみていきましょう。
スキルセットとは
スキルセットとは、持っている知識や技術のことです。IT業界以外ではあまり耳にしない言葉かもしれませんが、エンジニアの間ではよく使われる言葉です。IT技術はかなりのスピードで進化しています。1つのプログラミング言語を習得したから将来安心、ということは一切ありません。新しいプログラミング言語やIT技術は次々に開発されていき、その変化に対応できるエンジニアだけが業界の最前線で生き残ることができるのです。
プロフェッショナルに求められるのは、エンジニアとしての知識や技術面におけるスキルセットだけでなく、判断力や決断力、思考力といったコアスキルセットです。これからJavaエンジニアとしての道を極めようと思うならば、IT業界以外の幅広い分野もカバーできるようなスキルセットを持ち合わせておかなければなりません。
エンジニアのスキルセット
エンジニアには35歳定年説という言葉がつきまとっています。これまでは、若いときから多くの経験を積んできたエンジニアがスペシャリストとしての道を歩む、という決められたコースのようなものがありました。しかし、IT系の資格を保有していたり、特定の業務やプロジェクト経験、マネジメント経験が豊富だったり、専門性の高いスキルセットを持っているエンジニアは、35歳定年説など関係ないかのように働き続けることができています。その中には、実際の定年世代の人も多く含まれています。これからの時代は、年齢でエンジニアの価値を決めるのではなくスキルセットの質が重要となります。35歳を目標にするのではなく、もっと長期的なキャリアを見据えてひとつひとつのステップを踏んでいくことが大切になるでしょう。
ビジネスにおけるスキルセット
長く活躍しているエンジニアが持つスキルセットには、専門的なものばかりではなくどの世界でも通じるビジネススキルも含まれています。マネジメント力やコミュニケーション力、説得力など、大きなプロジェクトを円滑に進めるためのノウハウは、ITエンジニアのニーズが急増している今こそ必要なスキルセットです。
判断力や思考力などのコアスキルセットは、業界や職種に関係なくビジネスシーンで必要なスキルです。求められる成果を出せるエンジニアは、エンジニアとしてのスキルセットとビジネスにおけるスキルセットをバランスよく持ち合わせているものです。横断的なスキルはその価値を高く評価され、年齢に関係なくキャリアアップしていく原動力になります。
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頼れる存在フリーランスエージェント
フリーランスサポートを専門にしているエージェントはフリーランスのJavaエンジニアにとって頼りになる存在です。エージェントに案件探しや契約に関することを任せることで、時間をもっと有効に使えるようになります。
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開発に不可欠なフレームワークという存在
フレームワークは、現在のシステム開発において必要不可欠な存在です。フレームワークがあることによって作業が大幅に効率化されるというメリットがある反面、効率化されすぎてエンジニアの技術力が育ちにくいというデメリットもあります。
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Javaプログラマーのスキルセット
Javaプログラマーのスキルセットに含めたいのが、Javaに関する知識やWebアプリ開発に必要な知識、データベースやフレームワークに関する知識です。応用力を強化するためにも、基礎部分はしっかりと構築しておきましょう。