Javaプログラマーのスキルセット

プログラミング言語にはさまざまな種類があり、言語によってできることや携わる開発ジャンルが異なります。では、Javaプログラマーに求められるスキルセットとはどのようなものでしょうか。
Javaの基礎知識
プログラミング言語を学びはじめると、少しでも早く生産性が上がるコーディングテクニックを身につけたいと考えるかもしれません。最終的にはそこを目指したいという点では間違ってはいないのですが、上達を急ぐあまり基礎をおろそかにしてしまう恐れがあります。どんな勉強をするにしても基礎が重要です。先へ進めば進むほど複雑化していくプログラミングの世界ならなおさらでしょう。応用は基礎なしには生まれないので、最初はとにかく基礎を徹底的に固めておくことを意識する必要があります。
Javaプログラマーを目指すなら、まずはJavaの基礎を確実に身につけることを目指しましょう。基礎が身についているかどうかを自己判断するのは難しいため、「Oracle認定Java資格」などの資格試験を利用するのもひとつの方法です。資格試験の合否を基準にすることで上手にスキルアップができます。この資格試験は、難易度に応じて3段階の試験が用意されています。ひとつずつクリアしていくようにすれば無理なく基礎を身につけることができるでしょう。
Webアプリ開発に必要な知識
Webアプリ開発のJavaプログラマーなら、webサイト制作には欠かせない「HTML」や動的なWebページの生成、データ処理などを行うための「Java Servlet」、サーバー上でプログラムを動かすことができる「Java Server Pages」などの知識を持っておくようにしましょう。
データベースとの連携に欠かせない知識
どんなタイプのシステム開発であっても必要になるのがデータベースに関する知識です。Javaにアクセスできる標準的なAPIは「JDBC」で、「SQL」は、データを操作したり定義したりするために使用される言語です。
フレームワークの知識
システム開発を効率化するために欠かせないのが「フレームワーク」という汎用プログラムです。フレームワークがあれば、システムを1から作成することなく開発を進めることができます。長く使用されてきた「Strutsl」というフレームワークは、最新のWeb開発にはもう対応できなくなっているため、近年では「Java EE」などのフレームワークが注目を集めています。Java EEはJavaプログラマーならば知っておくべき標準仕様のフレームワークです。
また、新しいフレームワークが登場したらその都度知識を入れておくことも必要です。
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開発に不可欠なフレームワークという存在
フレームワークは、現在のシステム開発において必要不可欠な存在です。フレームワークがあることによって作業が大幅に効率化されるというメリットがある反面、効率化されすぎてエンジニアの技術力が育ちにくいというデメリットもあります。
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Javaプログラマーのスキルセット
Javaプログラマーのスキルセットに含めたいのが、Javaに関する知識やWebアプリ開発に必要な知識、データベースやフレームワークに関する知識です。応用力を強化するためにも、基礎部分はしっかりと構築しておきましょう。