今選びたいJavaフレームワーク5選!

これからスキルセットを作っていくJavaエンジニアにおすすめの5つのフレームワークの特徴を詳しく紹介します。フレームワークの追加を検討している人の参考になれば幸いです。
Struts
Javaのフレームワークで最も有名なのが、MVCモデルを元に開発されているStrutsです。初期バージョンのStruts1が開発されたのが2001年で、それ以来多くのシステム開発で活用されてきたフレームワークです。開発初期のシステムが今も多く利用されている状況ですが、古くなるにつれ脆弱性が目立つようになっているのがやや気になるところです。新たなシステム開発には、現在リリースされているStruts2が活用されています。
Spark Framework
Spark Frameworkは、エンジニアの間で人気が高いフレームワークです。人気の秘密は、Spark Frameworkの特徴でもあるシンプルな構造とマイクロフレームワークの軽量感です。余計な機能がついていないことから、システム開発をスピーディーに進めることができます。大規模プロジェクトには不向きですが、中小規模のシステム開発にはかなり重宝されるフレームワークです。よくSpark FrameworkとApache Sparkを間違われることがありますが、別のものなので注意しましょう。
JSF(JavaServer Faces)
JSFは、Java EEで動くユーザーインターフェースフレームワークです。ユーザーインターフェースとは、ユーザーが実際に見ることになる操作部分のことで、Javaのフレームワークとして人気が高いStrutsと同様にMVCモデルを採用しているフレームワークです。ただし、JSFとStrutsのMVCモデルはそれぞれベースとなる部分が異なります。JSFは開発とデザインの作業を分けることができる、という特徴があります。この点ではStrutsよりも作業がしやすくなっています。最新技術というわけではないものの、利用している現場も多く、まだまだ使う機会が多いフレームワークです。
Play Framework
Play Frameworkは、JavaとScalaのフレームワークです。使いやすさに重点を置いて開発されたフレームワークですが、プログラミング初心者がいきなり手をつけるには少し難易度が高めとなっています。最初に覚えるべきフレームワークとはいえませんが、余裕ができたら覚えておきたいフレームワークです。
Spring Framework
Spring Frameworkは、万能型のフレームワークとして世界的な人気があります。さまざまなシステム開発に使えるため、多少の手間とコストをかけてでも習得しておきたいフレームワークです。
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頼れる存在フリーランスエージェント
フリーランスサポートを専門にしているエージェントはフリーランスのJavaエンジニアにとって頼りになる存在です。エージェントに案件探しや契約に関することを任せることで、時間をもっと有効に使えるようになります。
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開発に不可欠なフレームワークという存在
フレームワークは、現在のシステム開発において必要不可欠な存在です。フレームワークがあることによって作業が大幅に効率化されるというメリットがある反面、効率化されすぎてエンジニアの技術力が育ちにくいというデメリットもあります。
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Javaプログラマーのスキルセット
Javaプログラマーのスキルセットに含めたいのが、Javaに関する知識やWebアプリ開発に必要な知識、データベースやフレームワークに関する知識です。応用力を強化するためにも、基礎部分はしっかりと構築しておきましょう。